匂いと臭いはどう違うのだろうか。においを定量的に測定する方法があるのだろうか。においを調べてゆくと、においの種類がわかれば対策が立てられるということがわかった。さらに、環境庁悪臭調査法検討会で五つの物質が選定されていた。いつもみんなが嗅いでいるにおいとしては、バラのにおい、プリンの茶色の部分の焦げ臭、むれた靴下のにおい、桃の缶詰のにおい、カビ臭である。においはこの五種類のどれかに属する。国家試験で臭気判定士という資格も決められ専門家がにおいを判別できるようになった。臭いに対する疑問がわいたときに、紹介していただいたのが日本臭気対策研究協会副会長である。建築が高気密化されることによって室内には臭いが充満したり、隣の工場の臭いで悩まされている人は多い。しかし、臭いは見えるものではなく、風向きによっても異なる。ましてや鼻の利く人と臭いに鈍感な人では受け取り方が違うので定量的に数値化することは極めて難しい。それでは、もう一度、基礎からにおいというものを学んでみよう。
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