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先行きのことなんか考えていたら、マイホームは買えない

2011.10.21

40代の連中、いわゆる団塊の世代ですね。そういう人たちはわりと警戒心が強くて日本経済の先や自分の将来まで考えてしまって、「オレはある程度の金、頭金ぐらいはあるんだけれども、いまこの金を使っちゃマズイんじゃないかな。この先なにが起きるかわからないからな」と、先行きを考えすぎるというか、将来に不安を持つという世代で、「マイホームを買おうかな、買うべきだな」と思っても、夫婦ともになかなか決断がつかない世代です。

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ですからバブル以前、いまから比べればはるかに地価が低かったときに家を買えたのに、「いや、もう少し待ったほうがいいな。第一、いまこの手持ちの金を全部使っちゃったら、子どもの教育費も心配だ。そろそろ高校、大学の入試も近いし……」こういうことをやたらと考えすぎて、つい出遅れてしまったというか、マイホームを持つタイミングを失った人が意外に多くいます。つまり、あまり世の中のことや日本経済の先行きを考えちゃうと、これはもうマイホームは常に買えません。むしろ、自分の都合だけを考えることが大事で、その点でいえば30代は若いですから、将来にあまり不安感とか警戒心を抱きません。そういう人たち中心にマイホームの取得熱が高まったという現実が一方にあり、業者もまた6000万円、7000万円の物件では売れない、億ションじゃもっと売れない。じゃあ、どのへんの価格帯が売れるだろうと考えて、いろいろと市場調査などをした結果、「30代にターゲットを絞った、3000万円から4000万円ぐらいのマンションがいちばんニーズがある。これなら売れるぞ。よし、つくれ」ということになってきたのだと思いますね。