プレイヤーの数が多い要因の一つとして、多重階層型の施工体制が挙げられる。一般的な国内建設工事では、主に躯体を扱う「建設工事」と電気・通信・術生等の設備を扱う「設備工事」に大別される。施主と契約した元請工事会社は、「建築工事」について工事種別に一次下請け・二次下請け・三次下請けと分離分割発注していき、「設備工事」について設備工事会社へ発注し、設備工事会社がさらに工事種別に下請発注していく。近年、建設会社の下請依存度が増加している。
[参考]
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国土交通省「建設工事施工統計」によれば、元請工事額に占める下請工事額の割合は一九七六年度の二八%から二〇〇六年度には四〇%へと、三〇年回にわたりジリジリと増加してきた。建設会社の下請依存度が増加するにつれ、下請会社(協力会社)に対する交渉力が非常に重要になってきている。なお、元請けや建設工事を請け負う会社をしばしば「(総合)建設会社一ゼネコン」と呼ぶのに対し、設備工事を請け負う会社をしばしば「設備工事会社一サブコン」と呼ぶ。