私の育った町は海のある町で、夏になると海水浴に沢山の人が訪れていました。私も海までバスに乗ってよく海水浴に行ったものです。その海は、上空から見ると羽根を広げた鳥に形に見えるため、「鳥の海海水浴場」と呼ばれていました。中学の頃の友達は、その鳥の海からは電車で40分はかかる街中に住んでいました。その友達が、鳥の海に別荘があるというのです。今度の夏、家族でそこにしばらく滞在するから一緒に海水浴に行こうよ!と誘ってくれました。
[おすすめサイトのご紹介]
三国の賃貸・部屋探し情報一覧
私にとっては「鳥の海」は気軽に遊びに行く海だけど、その友達家族にとっては避暑にくるような場所だったのでしょう。そして次の夏、私は鳥の海へ避暑にやってきたその友達家族と共に、よく海水浴に出かけました。海で遊んだ後は、友達の別荘へお邪魔してシャワーをし、縁側でスイカを頂き、ちょっと昼寝をし、夏の夕暮れを満喫しました。宿泊させてもらったこともありました。蚊取り線香の香り漂う小さな和室で、友達とその兄弟と怪談話をしながら夏夜をすごしたのは、すごく記憶に残る素敵な夏の思い出です。